省エネメモ雑観
「SDGｓ時代にピッタリのサービスだね！」
１．Aビル管理会社様の省エネの取組み
Aビル管理会社様が管理しているビルは昭和５０年代に竣工したビルです。
これまで管理ビルのオーナー様の意向を受けて設備の更新や運転方法の改善等を進め、省エネに取り組んできましたがやり尽くし感がありました。
弊社はAビル管理会社の社長様からの依頼で省エネ診断を行い、「室内環境を維持してお金をかけず空調チューニングのみで省エネ可能」との診断結果を報告致しました。
Aビル管理会社担当役員様としては半信半疑でしたが、「とくかくやってみよう」「やりながら考えよう」と部内を調整して省エネ契約を締結し、２０１７年に弊社の省エネチューニング技術よる空調運転をスタートしました。
弊社ではこれまで空調運転方法の踏まえて、設備担当のみなさんの理解を得ながら、環境への影響と省エネ効果を確認しつつ、省エネチューニング技術の適用範囲を広げていきました。
削減率は１年目ー冷水11.2％温水13.3％、２年目は冷水43.4％温水51.4％と設備担当のみなさんの協力により短期間で省エネ運転が定着して見事な実績をあげました。
３年目に入り設備担当のみなさんのスキルも上がり意欲も高まり、より精度の高い省エネ運転ができるようになり、２０２１年１月〜６月の削減率は冷水57%温水52.6％と冷水・温水とも50%越えの驚異的な削減率を記録しました。
この冷温水の削減により電気使用料金は年間８２０万円削減できてます。
２．Aビル管理会社担当役員様の声
最初設備担当者は首をかしげていましたが、初年度実績が想像以上のものがあり、省エネチューニング技術に関心が向いて真剣に取り組むようになりました。
その後、頑張ればその分結果につながることが分かり、技術向上と省エネ実績アップの好循環を生み短期間で省エネ運転が定着しました。
今回のミッションは半信半疑からのスタートでしたが、結果は信じられない大成果をあげることができ、Aビルのオーナー様に感謝され、設備担当者のスキルアップにもつながり素晴らしいものになりました。
SDGsの時代にピッタリの麹町エンジニアリングさんの省エネ技術を使わないのは本当に勿体ないと思います。
以 上
2022.4.16 I.O